働いていると、人間関係の悩みはつきません。部下の育て方、周りからの批判等々。
今回は、働く中で発生するであろう悩みから解決方法をいくつかご紹介します。
北風と太陽から学ぶこと
「北風と太陽」という童話をご存知ですか。
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北風と太陽がある時、力比べをします。
方法は、「どちらが旅人の上着を脱がせることができるか」です。
その後、太陽が燦々と照らされ、暑さに耐えられなくなった旅人は、上着を脱ぎました。
太陽の勝ちです。
相手を変えようとするのであれば、力づくではなく、太陽のように温かく包み込むようにできるといいですね。
あくまで外からのアクションではなく、背中を見てもらえるようにすることが重要です。
横山信治(2019)『職場のクセモノと付き合う技術』秀和システム P7-9
機嫌の悪い人に近づくな
いつも怒っているような機嫌の悪い人が苦手です。
何か悪いことをしたかなと変に気をつかってしまいます。
上記の記事では、相手に対して無知の姿勢で臨むと、違った見方をすることができると述べましたが、
極論を言うと、機嫌の悪い相手に近づかないことです。
機嫌の悪い人は、先方の都合で勝手に怒っているのだから、こちらが気をつかってなぐさめる必要はない。そんなことをすると、こちらのほうが運気が落ちる。横山信治(2019)『職場のクセモノと付き合う技術』秀和システム P33
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人の批判は気にしない
人は誰しも周りの批判が気になると思います。でも全てを気にする必要はありません。
批判の中で反省すべき点があれば反省し、事実でない批判や噂話は放っておくのが一番です。
実業家で株式会社オフィス・フォー・ユー代表取締役の横山信治さんは、人を批判する職場のクセモノたちの共通点を下記のようにあげています。
- ひま
- 無神経で人の気持ちが分からない
- 被害妄想が多い
- 人間的な魅力がない
- 命じられた作業はできても、本当の仕事はできない
横山信治(2019)『職場のクセモノと付き合う技術』秀和システム P43
このような人たちの批判は放っておき、振り回されないようにしましょう。
感情に引っ張られないように
皆さんの中には、部下を持つ人もたくさんいると思います。
部下に対して注意(間違いを指摘)することもあると思います。
そこで覚えておいていただきたいことは、感情的になっている時に、注意(間違いを指摘)しないことです。
人は感情的になると、相手の一番傷つく言葉を発しやすくなると言われています。
相手はずっと「あなたの言葉」を頭の中で繰り返すことになり、 相手の記憶に深く残ります。
横山信治(2019)『職場のクセモノと付き合う技術』秀和システム P94
その後の関係にも影響してしまうかもしれません。
難しいと思いますが、一旦一呼吸置けるといいですね。
参考著書
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自己中心的な人、他人を見下す人、大声で怒鳴る上司等々、職場のクセモノに対する解決策が提示されています。