私はADHD(注意欠陥多動性障害)とASD(自閉スペクトラム症)という障害を持っています。
今回は障害と薬の服用について考えてみました。
障害？病気？薬で治るの？
発達障害は名の通り障害であり、病気ではありません。薬を飲んで治ることはありません。薬を服用して効果が出るのは一時的なものです。
薬を服用している発達障害者は多数います。なぜ、治ることもないのに薬を服用するのでしょうか。
あくまで薬を服用している私個人の考えですが、生きやすくするためだと考えています。
『皆ができることをできるようにするため』『周りに迷惑をかけないため』
それぞれがぞれぞれの思いを胸に薬を服用しています。
薬、飲んでるんじゃないの？
「薬、飲んでるんじゃないの？」同僚に幾度となく言われたことがあります。
薬を服用し、努力しても、周りのようにはなれない、まだまだなんだと実感した言葉であります。
もしかしたら同僚は、薬を服用すればそれだけで治る、と思っていたのかもしれません。
脳を手術して治せたらいいのに
発達障害の原因はまだ正確には解明されていません。発達障害と診断されているものの、自分の脳がどうなっていてこうなっているのか、うまく説明することができません。
薬を服用して、周りの人の世界を知りました。見た目は普通なのに、見ている世界はこんなにも違う。
もし、発達障害が手術で治るものだったら？私は受けてみたい。だけど、皆が皆受けたら、当たり前だけど皆一緒になってしまうのかな。
発達障害かも？
自身が発達障害と知らないまま生きている人も多数いると思います。
自分の努力不足だと自身を責め続けながら生きている人、得意分野で活躍している人いろんな人がいると思います。
もし発達障害でも、自身が困っていたり、生活に支障がないのであれば問題はないかと思います。
私の場合は、生活に支障が出ていて、挙句の果てに鬱になっていました。そんな時に自身の障害を診断されました。私は診断を受けて本当に良かったと思っています。これからの生き方を考えるきっかけとなりました。
もし、自身の障害を疑っている方がみえたら、ぜひ勇気をもって病院へ行っていただけたらと思います。
過去にはこんなブログも書いています。
nobibi.hatenablog.com
にほんブログ村
