私は人から言われたことを気にしすぎる傾向があります。なかなかキツい先輩の元で働いており、言われたことをそのまま受け止め、精神を病んできましました。
最近は、考え方を変えたことで、これまでほど精神を病むことはなくなりました。
何を言われたかにもよりますが、「言われたことを気にしてしまう」というのは仕方のないことだと思っています。それほどのことを言われているのだから、気にして当然です。
気にしてしまうというのは、自分の正常な心の反応です。その心の反応をまずは自分自身が認めてあげます。
言われたことを気にしてしまうパターンで、自分の場合一番多いのが、「相手の考え方、期待、価値観を自分に押し付けられた時」です。
相手が「こうあるべきだ」と思っていることに対して、自分ができなかった時、以前の私は必要以上に気にしてしまっていました。
相手の期待に応えられず、相手が怒っているのは、相手の問題です。確かに自分にも悪いところがあるかもしれない、でも相手は勝手に怒っているだけです。(そんな人に限って、少し時間が経つと、ケロッとしていたりするので、自分が気にしすぎていただけかもしれないと思ったりします)
相手から言われた言葉を気にしすぎる前に、相手の発した言葉が、その人の価値観のみになっていないかを気にするようにしています。こちらの立場を考えることもなく、その人の価値観のみの話ならば「へー、この人はこういう価値観なんだ」と思っておしまいです。相手の価値観と合わなくて、勝手に怒る人っていると思います。「この人は私の価値観と合わなくて怒ってるんだな」と考えれば、変に怒らせてしまったとか思わなくて済みます。
人と人は価値観、考え方等違って当たり前です。相手の立場を考えることができれば、価値観の違い等で変に腹立ったりすることはなくなると思うのですが、きっと難しいんでしょうね。
こんな文章を書いた以上、私も相手のことを考えられているか、改めて気にしていきたいと思います。