のびのび生きる

食、健康、メンタルヘルス

ADHD ×結婚

結婚について

私がADHDと診断されたのは結婚してから3ヶ月ほど経った時。出会った時、付き合っていた時もプロポーズされた時も私は健常者(仮)として生きていた。

一緒に暮らし始めて生活に支障が出て、病院を受診した、とかではなく、ちょうどその当時仕事が回らなくなっていた。仕事量は増え、ミスは増える、毎日怒鳴られる、その繰り返し。どうしていいか分からなかった。ADHDの疑いも持っていたから、病院へ受診し、その結果、ADHDだった。不思議とショックは受けなかった。長年の悩み、生きづらさの原因が分かり、変に納得したのを覚えている。あー、やっぱり、という感じだった。

結婚のことを書こうと思っていたのに前置きが長くなってしまった。

最近はよくこんなことを思う。結婚する前、付き合う前に自分がADHDっ分かっていたら、またそれはそれで違う人生になっていたんだろうなって。 ADHDって分かっていたら結婚っていう道を選んでなかったかもしれないし、相手からお断りされていたかもしれない。当時は健常者(仮)として生きていて、早く結婚したい!子供欲しい!そんな感じだった。結婚=幸せ みたいに思っていた。普通の人が通る道を普通に通りたかったのかもしれない。なんとか勢いで結婚という橋は渡ったけれど、本当にこれでよかったのだろうか。ADHDと診断されてからは過去の自分の行動を恥じたり、後悔したりもする。ただ過去に戻ることはできないので、今からの人生の選択は慎重に行いたい、自分のためにも、相手のためにも。