「〜しないとダメだよ!」という言葉が口癖の人がいます。
相手ができていないことに対して、できるように促す言葉ですが、もっと言い方あるよなと思います。「〜しないとダメだよ」と言われ続けると、自分自身がダメなんだ、と思ってしまうこともあるかもしれません。
部下に対しても、子供に対しても同じですが、人に何かを促す時は、ポジティブな声かけが大切だと感じます。「〜しないとダメだよ」の言い換えは、「〜できるといいね」等。
「〜しないとダメ」だと考えているのは、その言葉を発している本人であって、全ての人に共通するとは限りません。「〜しないとダメ」というのは一種の価値観、考え方であると考えます。人に「〜しないとダメだよ」と言うことは、捉え方によっては、価値観の押し付けになるかもしれません。
同じアクションを起こすにしても、「〜しないとダメだから」行うのか、「〜するといいことがあるから」行うのか。同じ行動なのに、やる気、モチベーションは違ってきます。
個人的には相手を変えるより、自分が変わった方が早いと考えますが、もし相手を変える必要があるならば、最低限、言葉の言い方には気をつけたいものです。いかに相手のモチベーションを高める言葉を使うかが重要であると考えます。