復職して1ヶ月以上経ちました。
仕事にも慣れ、無理せず過ごせています。
復職後、傷病手当金の申請をし、翌月、給付金支給決定通知書が届きました。
開けてびっくり。何度確認しても、桁に間違いはありません。
夫にも書面を見せると、「え、こんなにもらえるの」と、驚きを隠せぬ様。(休職期間は約半年です)
実は申請したはいいものの、どれくらい支給されるものなのか把握していませんでした。
確か『お金の大学』に書いてあったよなと思い、本を手にします。
傷病手当金は、次の4つの条件を満たす時にもらえます。
- 業務外の病気やケガにより、休業していること
- 療養のために仕事に就くことができないこと
- 連続する3日間を含み、4日以上仕事に就けないこと
- 休業中に、給与の支払いがなかったこと
受給期間は最大1年6ヶ月。受給額は、ざっくり直近1年間の平均月収の3分の2になります。
両@リベ大学長(2020)『本当の自由を手に入れるお金の大学 』 朝日新聞出版 P44
仮に、平均月収20万円の人が1年間休業したとしたら、160万円くらい支給されることになるのではないでしょうか。
全国健康保険協会から現金給付受給者状況調査報告書(令和元年度)が出ているので興味のある方はこちらをどうぞ。
令和元年度の平均支給金額や、都道府県別の件数、傷病理由等詳しく見ることができます。
ちなみに都道府県別の支給状況について、件数の割合で東京が最も高く全国の13.94%を占めており、次いで大阪(8.21%)、愛知(6.01%)、福岡(5.54)、北海道(4.34%)となっています。
都道府県別で件数割合が多い傷病を見てみると、1位と2位の多くが「精神及び行動の障害」と「新生物」でした。
全国健康保険協会管掌健康保険 現金給付受給者状況調査報告書(令和元年度) P11-13
今は健康な人でも、今後病気やケガによって会社を休まざるを得なくなることがあるかもしれません。
収入がなくなり、不安になってしまうことと思いますが、上記4つの条件を満たせば、1年6ヶ月は保障がありますので、ご安心ください。
病気やケガになって、退職するという一つの選択肢もありますが、休職という選択肢もあるということを頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。
『お金の大学』でこんな言葉がありました。
日本の健康保険は世界1!!なぜなら
両@リベ大学長(2020)『本当の自由を手に入れるお金の大学 』 朝日新聞出版 P44
- 原則3割負担で必要な医療が平等に受けられる
- 高額療養費制度のおかげで自己負担の上限額はせいぜい月10万円程度
- 保険料は会社と折半、扶養家族の分の保険料は払わなくてOK
- 病気やケガで働けなくなっても1年6ヶ月は保障がある
このように日本の健康保険は恵まれています。
夫と「ありがたいね」と話しながら、大切にしよう、と話しました。
国に感謝しながらまずは健康第一で働いていきたいと思います。