のびのび生きる

食、健康、メンタルヘルス

発達障害私の働き方

今回の記事で、300記事目となります。皆さま、いつもお読みいただき、ありがとうございます。

最近は食べてばかりのブログ内容でしたが、今回は真面目な内容でお届けします。

 

発達障害(ADHD.ASD)と診断されて1年。その間半年の休職を経験しました。そして結果として会社に自身の障害を伝える形となりました

復職後の今は、休職前とは異なる働き方をさせてもらっています。今回はそのことについて話したいと思います。

 

 

会社側の配慮

発達障害と診断されましたが、障害者雇用ではなく、一般雇用で働いています。新卒で入った大きな会社に勤めています。

同じ労働条件で、同じ給料をもらっている以上、配慮を求めることはできない、そう考えていました。

でも結果として身体を壊してしまいました。休職前と同じ働き方をすれば、また同じことが繰り返されることでしょう

本当にありがたいことなのですが、会社側が配慮してくれることとなりました

 

具体的な配慮

復職後、配慮してもらっていることは主に下記5点です。

  1. 一度に複数の指示を出さない
  2. 優先順位を与える
  3. 重要なことは口頭ではなく、メール等文字にして伝える
  4. 指示を出す場合は上司を通す
  5. 複雑なコミュニケーションが必要な業務は避ける


特性上、マルチタスクや優先順位をつけることが苦手です
何か指示をもらう際は、今やっている作業の後でいいのか、それよりも優先してやるべきなのかを必ず聞くようにしています。
休職前、一番年下ということもあり、いろんな人からいろんなことを頼まれることが多くありました。頼まれたことを優先してしまい、本来自分のやるべき仕事が後回しになってしまうことがありました。今はもし私に何か頼む場合、一度上司を通すようにしてもらっています。複数の人からいろんな指示をもらうと混乱することが考えられるためです。

 

5.複雑なコミュニケーションが必要な業務は避けるについて

ASDの特性上、コミュニケーションには注意が必要です。特に交渉業務等、時に会社の損益に関わってくる問題もあります。私の言葉、態度によって会社に不利益をもたらさないため、なるべく得意先等と関わらないで済む業務をやらせてもらっています

 

自分に合った働き方のおかげで

上記5点の配慮のおかげで、今は本当に働きやすく、最大限のパフォーマンスを出せています。

休職前は、合わない仕事、合わない働き方であったため、私が動けば迷惑がかかるくらいでしたが、今はそんなことはありません

 

困りのタネだった発達障害ですが、今は発達障害とうまく付き合えている気がします。

発達障害は付き合い方によって、味方にも敵にもなる、そんな風に思います。

 

会社の規模が大きくなればなるほど、発達障害発達障害グレーゾーンの方は一定数いると思います。

自分が何に困っていて、どうしたら働きやすくなり、最大限のパフォーマンスが出せるのか、そんなことを話し合える環境ができていったらと思います。

f:id:nobi-bi:20210301165509p:plain

配慮、理解を示してくれた今の会社には感謝しかありません。これからも一生懸命、感謝の気持ちを忘れずに、働いていきたいと思います。

 

一般雇用で働く発達障害者の1人として、誰かの力となるよう今後もブログで発信していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それぞれの*発達障害と共に* 子育てブログ・テーマ
それぞれの*発達障害と共に*