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『僕は発達凸凹大学生』ASD当事者の自伝的小説

『僕は発達凸凹大学生』という本を読みました。

 
小学5年生の頃に自閉スペクトラム症(ASD)と診断された著者の自伝的小説です。
対人関係に悩みながらも、大学時代は自分の得意なことを見つけ、それを強み(凸)として活動する姿がみられます。(優れた語学力を生かしたイタリアへの留学等)

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強み(凸)だけではなく、弱み(凹)についても冷静に自己分析されており、それらを受け入れた上で活躍されており、素敵だと思いました。
 
 
大学時代には、自身の経験を元に自閉スペクトラム症について講演をされています。当事者、教育関係者、保護者それぞれの立場で心がけるとよいことや、お互いの個性を尊重することについて述べられています。
 
個性を認め、長所を伸ばすことで、著者のように活躍できると思えました。当事者だけではなく、当事者の周りの親御さん等にも読んでいただきたい一冊です。
 

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