私は、ADHDとASDを併発しています。クローズ就労を続けた結果、現在は休職中となっております。会社生活で、クローズ就労の厳しさを学びました。特に、対人関係です。
上司と発達障害者の関係って、少しだけ親と子供の関係に似ているような感じがします。
~目次~
◆親と子の関係
誰しも、子供のころ親に怒られたことがあるかと思います。時には親から
「なんでこんなこともできないの」
と言われたり、
「前も言ったでしょ。どうしてできないの」
と言われたりしたことがあるかもしれません。
親としても、言い過ぎたとか、何でもっと冷静になれないのだろうという思いを抱いていることと思います。
◆上司と発達障害者
上司と私のやりとりを思い返すと、私はまるで子供のようだと思います。でも私は大人です。
当然上司は、私に対して大人としての反応、成果を求めます。でも私はそれに応えることができませんでした。
上司は、なぜこんなこともできないのか、どうして同じ過ちを繰り返すのか、と言います。
上記親と子の関係で、親は子供に対して上司と同じことを言いました。ですが、その後の上司の反応は、親と同じになるとは限りません。
◆何が悪いのか
では、できない人が悪いのでしょうか、理解しない人が悪いのでしょうか。
私は、どちらも悪くないと思います。社会で共に仕事をしていく中で、
「あなたは○○だからできなくてもしょうがないね」と言える人はなかなかいないと思います。
クローズ就労であるなら、なおさらです。
◆休職になって思うこと
会社で働いていた時、私はできないことばかりに囚われていたように思います。
できないことで怒られるのであれば努力してできるようにするしかない、と思っていました。
でも休職になった今、冷静に考えると、いくら努力してもできないことを追い求める必要はないと思っています。
それでお互い潰れるくらいなら、そのことからは離れるべきだと思っています。
◆できないこと⇔できること
今は、何ならできるのか、ということを考えています。できないことを裏返して考えると、できることが見えてくるかもしれません。今はとにかく自分自身と向き合っていきたいです。
過去にはオープン就労、クローズ就労についても書いています。
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